ガンピ栽培の視察 越前生漉鳥の子紙保存会 3/1

 

 越前で紙を漉かれておられる方々十数名が、名塩和紙を訪ねた後にガンピ栽培を視察に来られました。

種から育てた苗を平成29年と30年に山の尾根近い所に植え、現在は306本が元気に育っているのをご覧いただきました。

越前でも同じように育てられているようでいろいろな質問がでました。

 

 そして、ガンピ栽培のきっかけとなった植生調査地をご案内し、ガンピが育つ良好な環境を説明させていただきながら、すでに和紙の材料として使えるガンピが育っていることを越前の方々から教えていただきました。

 

 また、ガンピ栽培地で育てている本数からは少ししか紙ができないこともわかり、いつかお役に立てるガンピが栽培できるまではこのような学びの場も必要であることを実感しました。

 

越前生漉鳥の子紙保存会の皆様、きょうは、本当にありがとうございました。

 

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東山台小学校3年生自然体験学習の研究発表会 2/12

 東山台小学校3年生が、春夏秋冬1年を通じて創造の森で季節の変化を感じてもらう自然学習が、今年度も12月に無事に終了しました。

 今年は、東山台小学校が西宮市の先生方や市長・教育委員会の方に研究発表する事になり、3年生は“創造の森の1年”をテーマに全員が12月から取り組み始めました。

 

 各クラスの5~6名が1つのグループになり、好きなテーマで創造の森の1年の様子をまとめました。

森で出会った昆虫・目についたかわいい植物・スギやヒノキ等、テーマはいろいろですが、どのグループもとてもよく調べてあり、クイズ形式でみんなに問いかける等、とても興味深く楽しむことができました。

 

 ひとり一人の発表がとてもわかり易かったのは、ずいぶん時間をかけて練習したのでしょう。聞いていて、引き込まれました。

 特にすばらしいと思った事は、どのグループもただ目で見た物だけをとりあげるのではなく、「この森という自然があるから私達人間も生活できているのだから、森を大切に守っていかなければいけない」と、書いてくれている事でした。

 この気持ちを持った子ども達が大きくなって、将来何かに関わってくれたら、私達育成会が目指す姿に一歩も二歩も近づくのではないでしょうか?

 

 子ども達の情熱と先生方の熱意に、興奮気味の一日でした。


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