定例活動 草刈り 6/13(土)

ドンジリ通りから下の棚田周辺の草刈りでした。

平坦な所は刈払い機を使って、斜面で石の多い所は鎌で刈りました。暑かった!!


30分もすると疲れる中でNさんが周りの草と同じ色をしているキリギリス類の仲間を見つけて、手に乗せたり、写真に撮ったりして暫しの休憩で一息つきました。

創造の森で初めて見ましたが、南方系の昆虫で温暖化の影響でこの辺りでも見られるようになった「ヒメクダマキモドキ」です。

↑ ヒメクダマキモドキ 


絶滅危惧種Cランクに指定されているアリマグミに果実が生っていました。

もう少しで美味しい実になります。周りの木の影になって日当たりが悪くなっていたのを幾分か陽が当たるようにしてあげると枝の一部が元気に葉をつけるようになりました。来年はもう少し多く実を付けてくれるかな?と期待しています


ヒメコウゾの木には熟れた実が鈴なりに生っていました。この2,3年で

数を増やしました。食べ過ぎにはご用心ください。舌がヒリヒリします。


皆がびっくりした10㎝ほどもある、ずんぐりむっくりのヤマナメクジをYさんが腐葉土の中から見つけました。



終わってみれば沢山の楽しいことがあった活動日でした。

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東山台小学校3年生環境学習のゲストティーチャー 5/31

 5月31日(日)、小学校からゲストティーチャーとして招かれました。

 これは、3年生から始まる理科の授業の一つとしての「創造の森探検」が実施されたのを受けて、自然について、森について話をしてほしいというものです。


 1時限目は、3年生全員が視聴覚教室に集まりました。

 最初は絵本の読み聞かせから始まりました。本のタイトルは、「森のバースデーリース」で、神戸製鋼グループのKOBELCOが「森」をテーマにしたお話を募集して、童話大賞を取った小学5年生の女の子の作品です。スクリーンにかわいい絵を写しながら、先生がとても上手に読み聞かせしてくださいました。

 続いてNさんが、創造の森の季節ごとの自然の変化や、木々・草花についての興味深い話をすると、先日歩いた森の様子を思い出しているのか、目を輝かせて聞いている子ども達の姿がとても印象的でした。

 質問コーナーでは、答えきれない位たくさんの子が手を上げて、2回目の創造の森探検をとても楽しみにしてくれているのが感じられました。


 2時限目は、各教室に戻って先日採取した植物を図鑑等で調べて自分だけの植物シートを作ります。

すっかり乾燥してしまい、形のわからなくなった花は、図鑑で見ながら思い出して描きます。育成会の会員も、名前の解らない植物を子ども達と一緒になって調べたり、わかる事はアドヴァイスして、楽しい時間を過ごしました。

 どんな植物図鑑が完成するか、とても楽しみです。

これから1年間を通して、里山を楽しみ、森や自然に興味をもってもらえたらと、会員一同楽しみにしています。

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「創造の森探検・春」東山台小3年 5/27

今年度最初の東山台小学校3年生の創造の森での自然学習が実施されました。

前日から日中は真夏日の暑さで心配しましたが、子ども達は元気に学校を出発です。

創造の森の入口を入ると、新緑の木々や春の草花がみんなを迎えてくれて、小鳥のさえずりに足取りも弾みます。

 

ほとんどの子は森に入るのが初めてなので、見るものすべてに興味津々です。

今回の学習の目標は、

「春の植物図鑑を作ろう」です。

 

お祭り広場を中心に、班ごとに自由に植物を採取し、採った草花を新聞紙にはさんで袋に入れていきます。


今日一番みんなの目にとまったのが、真っ白な花をいっぱいつけたウツギ(卯の花)で、茎の中が空洞なので空木(ウツギ)と言うのだと説明すると、感心していました。

 

 

 

 

 

走り回った後、今朝お母さんににぎってもらったおにぎりをみんなで食べました。

自然の中で食べるおにぎりの味は最高です。


アッという間に森での時間は終り、袋にいっぱいの植物を持って学校へ戻りました。

今日採ってきた植物の名前や特徴を図鑑で調べて、自分だけのシートを作るそうです。


春の創造の森探検が終り、これから一年を通して夏・秋・冬の季節の森の変化を子ども達に体験してもらいます。一年後、何を学び、どんな事を感じてくれたかを聞くのが、とても楽しみです。

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トライやる5日目 5/22


いよいよ最終日。

今日は1日目と同じように安心プラザで座学です。

 

最初に、世界の森林が減少していること、その原因と影響について学びました。

さらに地球温暖化のしくみと影響も知りました。

地球温暖化の原因になっているCO2を増やさないための基本は4R。

さて、私たちにできることはどんなことがあるだろう。

 

次に、最近よく耳にする「生物多様性」とはどういうことかを教えていただきました。

そして子どもたちが大人になった50年後も「生物多様性」が今と変わらず維持されているためには、どんなことを守らなければいけないかを学びました

午後からは、日々の生活の中でできることをみんなで話し合いました。

そして恒例の「行動宣言」。一人ず発表しました


M君の行動宣言

「移動するときは、できるだけ公共機関を利用し、クーラーを使いたくなったら、家でクーラーをつけず、図書館やお店に行く。

パソコンやゲームをする時間を減らし、電気の使用量を減らす」


すべてのプログラムを終えた後は、育成会のNさんお手製のコーヒーゼリーとTさんのシフォンケーキでお茶会?をしながら、5日間を振り返ってたくさんお喋りをしました。部活に塾に忙しい日々のこと、半数が自分のスマホを持っていること、睡眠時間が短いことにとても驚きました。

素直で人懐っこい9人の中学生たち、これからもすくすく成長してくださいね!

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トライやる4日目 5/21

今日は山での作業最終日。

幸い朝はひんやりし、昼間も湿度が低くさわやかで、作業も捗りました。

生徒たちの感想でも「やりやすかった」「楽だった」とのこと。確かに会員も同意見です。

そして今日は先生が見に来られ、一緒に樹を切って下さいました。

今日も2日目と同じく「ソヨゴ」を中心に樹を伐採、整理しました。

ここのソヨゴはかなり樹高があり、「かかり木」(切った木が他の樹に引っかかること) になりやすく苦労しました


どの子もヘルメットにタオルの姿が凛々しくなってきました。

昼休みは、のんびりお昼寝?

写真は生徒たちが伐採し整理した後の写真です。

おおよそ100㎡位になるでしょうか。周りの樹が茂りうっすらした部分と比べると明らかな差が見えます。光も差し込み明るいのです。生徒たちの努力に拍手です!

でもまだまだ落葉樹などは残して「ソヨゴ」を中心に常緑樹を切らねばなりません。

これからは育成会会員の仕事になります。

今年度に、この4区の除伐を予定している面積はおおよそ0.5ha 有りますので、先の長い話です。

ま~ゆっくりやるしかないでしょう。

会員以外の一般の方の飛び入りの伐採も大いに歓迎します。木を伐り、整理する仕事中心になりますが、あの樹が倒れる時の「快感」を是非味わいに来てください。

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トライやる3日目 5/20

午前はドンジリ通りの草刈りをしました。

真夏のように照りつける陽射しの中で鎌を使って刈りました。

腕が痛い!手が痛い!足が痛い!腰が痛い!暑い!

ちょっと、辛かったようです。

↑(ここはノイバラも生えているので鎌と鋏を使い分けます)

↑(今日も仲良くお弁当)

午後からは影がある棚田で草を刈りました。

育成会が思っていたより作業がはかどり、もう少し範囲を広げて棚田の斜面も刈りました。

↑(草刈前)

↑(作業を終えて、こんなにきれいになりました)

班長さんは責任を持って班ごとに与えられた所の刈り残しはないか見て育成会の人からOKをいただいて今日の作業は終わりました。

使った鎌や剪定鋏を丁寧に洗い、日誌を書いて育成会のSさんからサイインをいただいて解散しました。

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トライやる2日目 5/19

昨夜来の雨は止み、空は曇りで今にも雨が降り出しそうな模様だったが、昼からは4区の森の中は強烈な暑さになった。


生徒たちは冬の体操着でさぞや暑いだろうと思っていたが、汗をかいているのは数名だけ。

筆者なぞ汗だくだく、メガネも汗で曇り苦労していると言うのに! 

それにしても今日は暑い中、皆よく頑張った。


  

 ↑(これは伐ってもいい木かな??)

↑(細い常緑樹をどんどん伐っていきます。)

↑お天気も回復して暑くなってきました

↑(仲良くお弁当。自分で作ってきた子もいます)

↑太い木の伐り方を教えてもらっています


細い木から、最後の頃には10cm 程の樹にもロープを掛け、伐倒に挑戦していた。

(鋸が新しい替え刃でよく切れるせいかも知れんが、ま~合格点に近い切り跡でした)

終わるころには、あの薄暗かった第4区の一部にうっすらと光が差し込み始めて、うれしくなった。

そうそう4区にはヒョロヒョロと伸びた「コバノミツバツツジ」が多かったのが新しい発見だった。

それにしても暑かったな~(齢のせいだろうか?)

↑(赤いシャツの子が太いソヨゴを伐り、向うの方で他の子たちがロープで引っ張っています。)

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トライやる1日目 5/18

今年も塩瀬中2年生9名が「ナシオン創造の森」に体験実習にきました。

第一日目は「座学」と「山での樹木の見本伐採」です。


座学ではまず「トライやる」の主旨である「地域社会に学ぶ」とはどういうことなのか「個人(私の)生活と地域社会」を題材に東山台連合会長のHさんからお話しいただきました。

地域のつながりが少なくなっている社会的現状から、「地域共助の大切さ」を近年頻繁に発生する災害を例にあげながら解りやすく教えていただきました。


次に「生態系物質循環」=「食物連鎖」などについて説明あり、人間の生活は「植物が無くては成り立たない」ことを知り、多大な恩恵を受けている。だから森林を整備して、育てる必要があるんだということが分かりました。

そして、森を整備、育てると「どうなるんだ」ということも学びました

午後からは森の整備の基本である「間伐」について木の伐り方、山に移動しての見本伐採の体験をしました。

ま~今年の生徒は男子が「おとなしい」というのが第一印象です。

実際に山での見本体験の時も「女生徒」の方が積極的で「一本梯子」も手を挙げて進んで登りました。

男子よ!もっと積極的に!

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移植したドンジリ通りのガンピが蕾を付けました

今日、定例活動以外に久しぶりに山に入りました。

そこでドンジリ通りに移植した今井先生からもらったガンピが薄緑色の蕾を付けたのを見つけました。

写真では少々分かりにくいですが、あと1週間もすれば黄色い花が咲くと思います。

皆さん気を付けて見守ってやって下さい。



ナベ敷き用の輪切りを作りました

トライやるウィークの雨の場合の工作用にヒノキの輪切りを作成しました。

なるべく腐っていない、太めの檜を探すこと、それを均一の厚さに切るのは大変難しいものでした。

これを日陰でゆっくり乾燥させようと思います。

亀裂が入らないか心配です。(昨年切った杉の輪切りは亀裂入っていません。

ソヨゴは大きなVの字型の亀裂が入りました。)


何とかできた15枚 ↓↓


ノコギリが斜めに入り一方が薄くなってしまった失敗分 ↓

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創造の森探検クイズ・モンキーモンキーブリッジ挑戦 4/18

モンキーブリッジ渡ったよ!!

参加者25名。

お父さんとの参加がほとんどでした。

まず、クイズをしながら森を散策しました。


創造の森のアベマキで一番大きい「御神木」の幹回りは? 

 

←名塩和紙の原料である「ガンピ」で作られた紙はどれですか?

答えを書き入れながら


←途中、クリの木にできた「クリタマバチ」の虫こぶを観たり、「スノキ」の葉を齧って「酢の木」の名前にうなずきながら 


コバノミツバツツジが咲いているヒノキ林にやってきました。

ここで最後の問題、森の動物で「フィールドサイン」が見つかっていないのはだれですか?

と、難しい問題でしたが答えの説明を聞きながら創造の森の生き物を知りました。

質問は7問あり全問正解者は、将来森の案内人になるかもしれない素敵な女の子二人でした。

少し休憩している間に枯木の中からセスジナガカメムシを見つけたお父さん。

周りにいた子達は自分から虫を触れないけれど、手に載せてあげると嬉しそうにしていました。


ニガイチゴやモミジバイチゴの白い花が咲く中をゆっくりと歩きながら尾根近くまで登り、

谷筋通りを下ってお祭り広場へ戻ってきました。


さあー、いよいよモンキーブリッジに挑戦です。

育成会のYさんから渡る時の注意を聞いて、子供達は一人ずつ渡りました。


サッサと慌ただしい子、慎重な子、まだ小さくて次にかける足場がとどきにくい子、

どの子も上手に渡ることができました。


丁度、カレースープも出来上がり、持ってきたおにぎりと美味しくいただきながら

クイズ全問正解した子に表彰状と育成会手製のドングリ人形から好きな物をいただきました。


森を整備することで明るい所を好む、

コバノミツバツツジ、モチツツジ、ガンピ、クロモジが元気に育っているのを見ていただき、

人も気持ち良く森の中で楽しみました。

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モンキーブリッジが完成しました


さあ、今日はモンキーブリッジの試作の日です。

材料も準備万端。

メンバーも8人集まりました。



丸太3本を組み合わせて支柱を作ります

この間習った、ロープの結び方は

覚えているでしょうか?

「はさみしばり」

「角しばり」

大丈夫。バッチリできました。



大きな樹の頑丈な幹に養生を施して・・

一番太い24mmの主ロープを張ります

主ロープ1本と手すりロープ2本を巻きつける

新しいロープは扱いにくいし、支柱の位置を考えながら、試行錯誤を繰り返します



吊り縄12本を「まきむすび」で主ロープにくくりつけていく。

「結び目は下ですよ!」とYさんの指示に従います。


ボーイスカウトの指導者でもあるYさんは

いろんな結び方を全部身に付けていて

ホントに凄い!



左右の手すりロープを取り付けて、ずいぶん

モンキーブリッジらしくなってきました

Nさんの渡り初め。とても上手です。


吊り縄をすべて結び付けて、完成!


Sさんも難なくクリア!

 

 

Hさん、なぜか転落( ゚Д゚)

でも、ロープの張り具合を調整した後の再チャレンジは大成功。

 

イベント当日には、たくさんの子供たちが楽しんでくれることでしょう

体重が60Kg以下なら、お父さんやお母さんも大丈夫ですよ♪~


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モンキーブリッジを渡ろう!!

育成会初の試みです

4/18(土)開催される春のイベントで子供達がモンキーブリッジを渡ります。

 

きょうは、モンキーブリッジを作る時に必要なロープの結び方を練習しました。

先生はボーイスカウト在籍のYさん。

教えていただく「角しばり」と「はさみしばり」の見本を見ながら

説明を聞くがさっぱり理解できない。と思ったのは私だけか

実際にロープを使って「角しばり」から教えていただく。

2本の木を直角に交差し先生が説明しながらロープを結んでいく。

「はじめに、まきむすびをします」ということばに「?」

「すみません。もういちどしてください」

じぃーと、先生の手元を見る。解ったようでわからない。

とにかく先生のしていることを真似て「角しばり」ができる。

次は2本の木を×に交差させて結んでいく「はさみしばり」

これは「角しばり」より、理解しやすい。

でも、頭の中はドタバタしている。

そして最後は「ひばりむすび」。これは簡単。 

1.ロープを回している時はクロスさせない。近い方へまわす。

2.地面の方へ結び目を作らない

この二つを頭に叩き込んで、何回か練習してなんとか結べるようになりました。

11日(土)試作日が楽しみです。

 

ロープ1本だけで2本組み合わせた木を固定できる結び方は、

とても便利できれいな結び方だと思いました。

今回はモンキーブリッジを製作する目的で習いましたが

とても良い経験をさせていただきました。

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