西宮市東山の住宅地に隣接する約14haの山林で「みどり豊かな森づくり」を目標に森のお世話をしています。
スギ、ヒノキの人工林、広葉樹林、草地、沢などの水場があり、それぞれの林分で見られる植生に配慮しながら、木を伐り、
草を刈っています。
そして、持続的な目標林の保全に繋げていく試みとして、地元名塩和紙の原料であるガンピを森の生き物と一緒に育成し、
森の生き物に学び、楽しみ、森を大切にする活動をしています。
2018年3月 理事長 中尾利子
「ようこそ創造の森へ」4月8日(土)10:00~12:00
コバノミツバツツジが咲き出した「ナシオン創造の森」を自由に散策して下さい。
散策を終えて、お祭り広場にもどってきたら
ノコギリで丸太切りにチャレンジすることもできます。
かわいいお土産もありますので、ぜひ、春の森を楽しんでください!!
【日 時】2023年4月8日(土)10:00~12:00
【受付場所】ナシオン創造の森入り口。(アクセスのページをご覧下さい)
【参加人数】30名(応募者多数の場合は抽選)
【参加費 】100円(一人、保険料込)
【雨天対応】朝6:55頃のNHK天気予報にて兵庫県南部午前の降水確率50%以上の場合は中止。
【参加者 】年齢制限なし。 小学校6年生以下の方は保護者同伴でご参加ください。
【持ち物 】水筒、タオル
【服 装】長袖、長ズボン、運動靴、帽子、軍手
【参加申込】「春のイベント申込みフォーム」よりお申し込み下さい。抽選結果はメールでお知らせします。
【申込期限】4月2日(日)午後10時
▶ 4月 1日(土)9:00~12:00(定例活動) 9区の常緑樹除伐とウラジロ刈り(雨天時は4月3日)
▶ 4月 8日(土)春のイベント「ようこそ創造の森へ」
▶ 4月13日(木)9:00~12:00(三木会) ガンピ植栽地の手入れ(雨天中止)
▶ 4月20日(木)9:00~12:00(三木会) 2区で草刈り(雨天中止)
▶ 4月22日(土)9:00~12:00(定例活動) 9区で常緑樹除伐とウラジロ刈り(雨天時は4月24日)
▶ 5月13日(土)9:00~12:00(定例活動) ドンジリ通りのオオキンケイギク抜き取り
▶ 5月27日(土)9:00~12:00(定例活動) 9区で常緑樹除伐と安全講習会(雨天時は5月29日)
・育成会の活動に興味のある方にご参加いただける様に、活動を公開しています。
・予定は急な変更もありますので、参加(見学)ご希望の方は必ず「お問い合わせフォーム」より連絡をしてからお越しください。
・道具類はお貸しすることができます。長そで長ズボン着用の上、軍手、飲物、タオルをお持ちください。
・(三木会)とは「さんもくかい」と読み、毎月第3木曜日に実施する活動で、森の生き物リストの作成や植生調査を行いますが、
整備活動を補う内容も実施しています。
定例活動で、枯れ松(大径木)を伐倒しましたので、その様子を報告します。
枯れ松は、高さ7~8m、太さ約40cmほどの大径木です。通常ボランティアの作業員が大径木を伐採するのは危険を伴うため避けますが、今回は、枯れ松で重心がはっきり分かり、倒れる方向が明確に出来る事、かかり木になる心配が無いことより伐ることにしました。
教科書通り、チェーンソーで受け口を作り、追い口で倒します。幸い倒れる方向には何もなく、かかり木の心配もなく目標の方向に伐倒出来ました
今年度最後の”冬の創造の森探検”が冬晴れの2月9日に実施されました。
今回も、17名の保護者の方も参加され、いつもはひっそりとしている森に、元気な声がやって来ました。
おまつり広場では、最後の季節の4回目の“クラスの木”の観察をしました。どの木もほとんど葉を落としていますが、小さな冬芽をいっぱいつけて春を待つ様子をしっかり絵にかいてくれていました。
さていよいよヒノキ林へ移動して、冬の虫探しの開始です。今日の為に下見をした時はほとんど虫を見つけられずとても不安でした。
各クラスでシートを広げてその上で土や腐葉土をふるいにかけて、卵や幼虫を探しました。さすがに子供達です。私達の心配などよそに、朽木の中でじっと冬眠している虫の幼虫や、腐葉土の中からはカメムシ・キマワリ・ヤスデ・オオゴキブリ等次々と見つけて来ます。虫メガネで見ないとわからない1ミリ位の虫の卵もありました。
本日の定例活動は10名の参加。
夜に降った雪が残って森は真っ白。降っていないとは言えこんな雪の中での活動は初めてです。テンション上がります!
18区で枯れマツの伐倒とイバラの除去をしました。あまり人が入らないこのエリアはイバラとツルが絡まった上に折れた枝があちこちにぶら下がっているので、マツの周囲を片付けるだけで結構手間取りました。でも、みんなの協力で無事に伐倒完了。創造の森の中の大切な草地の保全につながったことでしょう。
気温は分かりませんが、雪の中なのに汗をかくくらいに働き、たくさんお喋りもし今日も楽しく活動を終えました。
今日はボーイスカウト大阪から子供から大人までの15人が森林整備体験に来ました。
其々、鋸、剪定バサミ、ヘルメット、手袋を装備して、初めに低木のヒサカキから伐りました。伐った木は制定バサミで伐って小さくして片付けていきます。剪定バサミの使い方が上手くできなくて両手で伐っている子もすぐに慣れて小枝を伐り、鋸も上手く使って木を伐ることができました。
皆が上手く道具を使えるようになったところで高校生3人が径が約15㎝のソヨゴを伐倒しました。安全には充分に注意しながら木にロープを掛け、受け口と追い口を上手く作ることができツルによってメリメリとゆっくり木は倒れました。
クリスマスにもかかわらず、10名の参加があり、ヒノキ通り沿いのシダ類を刈りました。
背丈ほど伸びたウラジロが蔓延るとその下から他の植物は育たない。
周りにあるいろいろな植物からの種や埋土種子が発芽しやすいようにウラジロを刈り、スッキリと開けた空間ができました。
来年初夏頃にはどんな植物が見られるか楽しみです。
環境省は全国で500か所の「生物多様性保全上重要な里地里山」を選定しましたが、ナシオン創造の森がその一つに選定されました。
西宮市のHPでも紹介されています。
育成会結成から10年目にこのような里山に選ばれたことを光栄に思っています。
これからも整備作業に励み、ナシオン創造の森が次世代に受けつがれるよう頑張って参りたいと思っています。