2月18日、今年度最後の創造の森での学習が実施されました。今回のテーマは「冬の虫探し」です。
前の週に会員の皆さんで下見に行った時はあまり虫が見つからず、その上前夜は冷たい雨が降ったので、虫が見つけられるかと少し不安でした。
今回も保護者の方に参加を呼びかけたところ、前回よりも多い30名の申込みがありました。
子ども達の列にお母さん方も入っていただき、いよいよ森の入口です。
子ども達の第一声が、「わー!前と景色が全然ちがう!」。でした。
秋には色とりどりの葉をつけた木々で豊かだった森も、今は木々は葉を落しひっそりとしています。
冬の虫探しの注意点を聞いたあと、いよいよスギ林での虫探しスタートです。私達の心配などよそに、子ども達の好奇心・着眼点は素晴らしく、じっと冬眠している虫たちを次々と見つけてきます。
↓↓↓ ホソクビキマワリ
↓↓↓ キイロテントウ
↓↓↓ オオゴキブリ幼虫
↓↓↓ ツチグリ
そして、見つけた虫を袋に入れて、おまつり広場に戻りました。そこでは、虫メガネや顕微鏡で見て、名前を調べるのです。
ムカデ・ゴキブリ・キマワリ等、特に多く見つかったのは小さいけれど黄色の美しいキイロテントウでした。
でも、ほとんどが卵や幼虫なので名前のわからないものもありました。
← ビロードサシガメを見つけた!
そして、お待ちかねの“おにぎりタイム”です。裸木の間を抜ける風も、みんなの笑い声に寒さを忘れ心地よく感じられました。
春五月に始まったこの自然学習も、それぞれの季節を肌と足でしっかり感じ取ってくれたのではないでしょうか。3年生での自然学習は今回が最後なので、今回見つけた卵や幼虫が成虫となって創造の森で飛び回るのを見せてあげられないのがとても残念ですが、創造の森はみなさんのすぐ近くにあります。イベント等の機会があれば、是非森の虫達や木々に会いに来てください。
1月10日、今日は、今年初めての活動日。
いつものように体操をしてから、お祭り広場の上にある御神木の前で小さな祭壇を組んでお神酒をお供えし、昨年のご加護のお礼と今年1年の無事をお祈りしました。
(もちろん、お下がりのお神酒は、いただきましたよ。)
清々しい気分になったところで、計画林分の間伐・除伐と林床整理の初仕事に入りました。
今日の作業場所は急斜面でしたが、お正月という何かゆったりした気分の為か、あわてずしっかりと足場を確保して納得のいく作業ができました。
「ゆっくりでいいから、確実な仕事」の育成会のモットーの極意を、改めて納得した一日でした