今年度第1回春の自然学習が6月24日(木)、梅雨の晴れ間に実施されました。
おまつり広場で、中尾理事長から“創造の森ってどんなところ?”の話を聞いたあと、
20数名の保護者の方も入って、4つのグループに分かれました。
各グループに育成会の会員がついて、いよいよ創造の森探検の始まりです。
今日のために育成会で予め下見をして、子供達の興味ありそうなポイント数か所を決めました。鹿の食痕の残るリョウブ・モグラの穴・クロモジの香り等、どれも説明を聞く度に子供達から歓声があがりました。
2時間余りかけて初夏の創造の楽しんでくれたようです。
自然に触れた子ども達は、どのように感じ取ってくれたのでしょうか?
これからの1年間の季節の変化を、しっかり見て感じてほしいと思いました。
次回の夏の創造の森探検がとても楽しみです。
森の中のアップダウンのある細い道を一列でしっかり歩きました。
育成会の伊藤さんがウラジロ飛行機の飛ばし方を教えてくれました。
お祭り広場に戻って、森で見つけたいろいろな宝物を見せ合いっこしました。
本日の定例活動は、9名の参加者で草刈り。
ドンジリ川の河原と棚田を5台の刈払い機をフル稼働で、そして斜面や残したい植物の周りは手作業です。その甲斐あってピンクのカワラナデシコやアリマウマノスズクサが少しずつ増えています。
森の近くの「ぽぽこども園」の年長さん26人が久しぶりに森に遊びに来てくれました。今日はちょっと本格的な”ひみつ基地”を作るのが目的です。
そのために、まずは「巻きむすび」というロープの結び方の練習をしました。
育成会も苦手なロープワークを年長さんはすぐにクリア!すごい!
その次はヒノキ林の広場まで行って、3本の丸太を「巻きむすび」と「8の字しばり」を組み合わせて、円錐形の骨組みを作ります。
そして、ウラジロや木の皮や松ぼっくりやキノコや森の中で見つけたもので飾りつけして完成。
最初は「森って何だか怖いよ~」と言っていた子どもたちも、帰る頃には森の中をぴょんぴょん走り回って、楽しそうでした。
たくさんの丸太とウラジロを園に持ち帰ったけど、園長先生はビックリされてないかしら?
昨日の大雨の後の森林整備でした。作業をしている足元に水が流れて腐葉土にしみ込んでいきます。雨水はこうして山に吸い込まれていくのかと納得。
今日の作業は木々が混み入っている所のイヌツゲ、枯れ木が混ざっている株たちのリョウブ、ソヨゴなどを伐りましたが、伐る前にはアマズルなどのツタが絡まり、これらを採り除いてからの伐倒でした。伐った後は思ったよりも開けた空間ができました。
さて、ここからどんな木々が育つのかしら?楽しみ。
森を育てる部会長から新人2名が、木を伐る際の鋸の使い方、伐倒の仕方を習いました。広葉樹が茂る中で他の木にかからないように倒す方向を見極めながら上手に倒していました。
植栽予定範囲の全てにガンピの苗を植え終えました。
2017年に植え始めて枯れた所へは補植をし、約550本あります。ほぼ順調に育っているので、最後に植えたガンピもこれから森の植物と一緒に元気に育つこと願っています。
川西市「虫生川周辺の自然を守る会」から7名の方が見学に来られ、森林整備について案内させていただきました。
虫生の自然ではシロバナウンゼンツツジの保全など貴重な植物の生育保全活動に努めておられます。
森林インストラクターひょうごの会が見学にきました。
目標に沿って管理して見えてきた多様な森林の様子を紹介し、現在、管理している森林を見ていただきました。その中でいろいろなシダ類を教えていただきました。