樹の伐採 安全講習会 4/14

会員を対象に、樹の伐採時の安全に関しての講習会を開きました。

作業時の安全確保は、育成会「森を育てる部会」の最優先課題です。会員の皆さんに「体」に染み込ませて作業をしてもらえるようにしなければなりません。

 

当日は「森を育てる部会」作成の「山の作業安全マニュル」を土台にして、

繰り返し実体験で身に付くよう講習を行いました。

 

安全確保は、3点からなされるべきです。第一は、環境面での安全確保、第二は、技術面からの安全確保、第三は、人的面での安全確保です。

今回は、環境面からの安全確保は除外して、技術面と人的面からの安全確保をすることに重点を置きました。

技術面と言ってもノコギリの使い方、伐採樹の選定、伐採樹の状況把握、樹の傾き、枝、かかり木の判断、ロープのかけ方、樹の伐り方など多岐に亘ります。

次に、人的側面からの安全確保(実際にはこの点が一番重要だと思いますが)です。それは、自分自身の安全確保(足場の確保、伐倒時の逃げ場の確保など)と他人の安全確保(声掛けで他人に注意を促し、安全な場所を確保するなど)に分かれます。


慣れてくると頭では分かっていても実際の作業時には、抜け落ちて、忘れてしまうものです。

これから何度でも講習会を開き勉強するつもりです。

作業中もその場で体が即座に反応するように経験を積んでいければと思います。