ガンピ栽培の視察 越前生漉鳥の子紙保存会 3/1

 

 越前で紙を漉かれておられる方々十数名が、名塩和紙を訪ねた後にガンピ栽培を視察に来られました。

種から育てた苗を平成29年と30年に山の尾根近い所に植え、現在は306本が元気に育っているのをご覧いただきました。

越前でも同じように育てられているようでいろいろな質問がでました。

 

 そして、ガンピ栽培のきっかけとなった植生調査地をご案内し、ガンピが育つ良好な環境を説明させていただきながら、すでに和紙の材料として使えるガンピが育っていることを越前の方々から教えていただきました。

 

 また、ガンピ栽培地で育てている本数からは少ししか紙ができないこともわかり、いつかお役に立てるガンピが栽培できるまではこのような学びの場も必要であることを実感しました。

 

越前生漉鳥の子紙保存会の皆様、きょうは、本当にありがとうございました。