直径28cm の「ヤマモモ」伐採しました 10/24

 

 10月24日(土)は久しぶりの山の定例活動でした。

暑くも、寒くもなく山の活動には良い季節がようやく来ました。

今日は7区(交付金の対象区)の除伐です。会員は林床に広がる「コシダ」刈りと、樹の伐採に分かれ作業しました。

その中で、今日紹介するのは、径28cmの「ヤマモモ」の伐採です。

 

先ず、樹齢30年以上と思われる二又で、枝・葉が張って大きく影を作っている「ヤマモモ」を選択します。

次に伐倒方向の「かかり木」(伐倒した樹が他の樹に掛かって途中で止ってしまう事)になるような周りの樹を整理します。

 

 その準備が終わったら、チェーンソー(Sさん担当)での伐採に入ります。

倒れる方向に直角に「受け口}を作り、「追い切り」で、基本通り周りの安全を確認しながら作業を進めれば自然と倒れます。(自然に倒れると言ってもチェーンソーの技術があればこそですが)

枝・葉が大きく広がり、張っているので樹高はそれほどありませんが、小木をなぎ倒して倒れる様は「見もの」で何回経験しても身が震え、その時は、これが山の作業の醍醐味かな(?)と感じたりもします。


 

参考:「ヤマモモ」は雌雄異株で、6月ごろ真っ赤な実を着けます。また、葉は「全縁」(葉のギザギザが無いもの)で、枝先に集まって着く常緑樹です。

よく似た樹に「ホルトノキ」があります。(東山台小東側の坂道の途中に植栽あり)

ホルトノキは、一年中ちらほらと赤い紅葉した下葉がみられる。実はオリーブに似て、冬に「黒紫色」に熟す。葉は「鋸歯が」あり、ヤマモモと区別がつきます。