トライやるウィーク1日目 2025.5.12

私たちは、設立当初からの大きな活動の一つとして、トライやるウィークの中学生の受け入れに協力しています。環境教育の面からも、参加できる会員が総出で力を入れています。

 

心地よい風が枝を揺らし、昨夜の雨粒がパラパラと落ちてくるなか、塩瀬中学2年生男子2名のトライやるウィークが始まりました。

 

まず、浜ノ上代表が講義をしました。ナシオン創造の森育成会設立の経緯、国土の66%を占める日本の森の特徴、命の循環が途切れないように自然のバランスを保つことの大切さ、気候変動や大規模災害の原因の一つと考えられている、人間の身勝手な行動に思いを馳せましょうという内容でした。

 

その後、生徒たちと森全体を見て回りました。アリマウマノスズクサをはじめ、珍しい草花や樹木を大切にしていること、森を明るくして多様性を保つよう整備していること、また名塩和紙の原料であるガンピを育てていることなどをわかってもらえたことと思います。

 

昼食を挟んで、伐採の実習を行いました。雨上がりのきつい斜面での作業でしたが、育成会長老の指導で数本の木を切り倒し、森は随分明るくなりました。受け口、追い口も覚えたかな。倒した木の後処理をしつつ「大変ですねー」と言いながらも、二人はいい顔をしていました。

 

2日目も頑張りましょう!