
トライやるウィーク2日目は、昨日の曇天とはがらりと変わり、真っ青な晴天。森では鳥のさえずりが出迎えてくれます。午前中は女性会員4名が指導とサポートに入りました。
まず、昨日と同じ斜面で中学生たちはイヌツゲ、ヒサカキなどの常緑樹を中心に伐りました。この斜面は今まで手付かずの森だったため、朽ちて落ちてきそうな枝がたくさんあります。木を伐るたびに枝葉が容赦なく降ってきます。樹々は高く伸び、それに蔓が絡まり、この斜面の空を覆いつくしほぼ見えない状態。
さて、この樹々を除伐したらどう光が差し込むのか、生徒たちにも想像してもらいました。
作業途中思いがけず発見したのは、幹の切り口の内側が黒く周りが白い幹、イヌエンジュでしょうか。まるでクッキーの様な綺麗な切り口です。
また、中学生たちは、細くて強い枝を伐り自分用の杖を作りました。こうして午前中はひたすら木を伐り続けお昼となりました。
午後は女性会員2名に代わり男性会員3名が参加。午前中の続きでひたすらイヌツゲの細い木を伐り樹々の隙間を作っていきます。どんどんできていく空間を風が通り抜けます。中学校の先生も見学に来られ、2人の上達した鋸の使い方や除伐の様子をカメラに収めていかれました。
早めに作業を終え、みんなで少し散歩。昨日散策したヒノキ林と今回作業したヒノキ林の繋がりを確認、また昔炭焼き窯として使われていた跡を見学、最後に上の山道から見た作業場所の光の入り具合を見て2日目を終えました。
3日目は早くも最終日。森の中でのロープワークと屋内でのウッドクラフトです。



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