東山台小3年生 緑の少年団活動 ”創造の森探検といろいろな形の葉っぱ探し” 2025.5.28

毎年恒例となったナシオン創造の森での小学生の自然体験学習。昨年度より緑の少年団活動として進めています。今年も始まりました。第1回目は5月28日、東山台小学校3年生とその保護者有志の方々、そして育成会のメンバー、合わせておよそ100名が創造の森に集まりました。

 

学校から徒歩数分にあるこの森ですが、足を踏み入れたことのない方も多く、まずは森を知ってもらうために探検から始まりました。まぶしい新緑の間からふりそそぐ木漏れ日の中、育成会のメンバーの案内で各班10名ほどのグループになって森を巡ります。

 

心が育まれることを願うばかりです。

初めて体験する森の小径、「ジャングルみたいや」「きれいな景色やなぁ」などの声があがります。その中で、例えばむやみに触れてはいけない木の特徴や、酸っぱい葉っぱの木があること、どんぐりの芽はどこから出るのか?とか、名塩和紙の原料となるガンピの木のひみつなど、知っておいてほしいことの説明が、実物を目にしながらなされました。このつい先日、紙漉き体験をしたばかりの3年生たちは興味深げに耳を傾け、ガンピの皮むきをしたり引っ張り合ってその強度を確かめあったりしていました。

 

森をひとまわりして広場に戻り、次にみんなで「葉っぱの形さがし」をしました。6種類の葉っぱが描かれた紙を手に、同じ葉っぱを探してまわります。班のメンバーで力を合わせて全種類制覇を目指し、どの班もすべての種類を見つけ出し、画用紙に貼って、全体でしっかり見せあいっこができました。その後は育成会のメンバーから、森と葉っぱの大切な役割のお話、そして子供たちからの質問&感想タイムです。「知らない葉っぱがたくさんあった」「ガンピの皮むきがおもしろかった」など、たくさん手を挙げて発言してくれました。最後は、落ちた葉っぱはどんなふうに変化していくのか、教室に置いておくのと森の土の中に埋めるのとではどんな違いがあるのかの実験です。集めた葉っぱの半分は学校に持ち帰り、残りは埋めて、冬の自然体験学習で森を訪れた時にその違いを確かめます。

 

1年を通して創造の森で行われる3年生の自然体験学習。この学習で、今年度にのみとどまらず、子どもたちの中にずっとこの森を愛する