今日は、いよいよ木の伐採実習です。昨日は道具の使い方を習い、各自が伐る木に目印を付けるところまで準備してあります。安全に関する諸注意を聞いた後で2つのチームに分かれ、実習をスタート。
「今伐ろうとしている木の名前は何かな?」と尋ねると、葉を見つめながら「火を近づけたらパチパチ弾けるソヨゴだ!」昨日習ったこともしっかり覚えています。
周囲の確認をしながら受け口を作って追い口を切る、という一連の動きも、慣れるまでは大変で、1本倒すだけでもハァハァ息が上がります。ようやく倒した木は、最終日に作る縄ばしごに使うため、枝葉の処理をし、幹は40cmの長さで刻んでいきました。さすが中学生です。ノコギリを扱う手つきもすぐに上達し、やる気も全開。4人で6本の樹を倒した後、全員で協力して直径約10cmの樹を伐ると、あたりがパッと明るくなりました。
午後は、土に埋もれた古い炭焼き窯周辺を整備。奥に隠れて見えなくなっていた状態から、道を作り、窯の跡まで行けるように、草を刈ったり細い木を切ったりしました。土を掘り起こそうとしたものの、年月の経過でぎっしり張った木の根のために、とてもじゃないけれど土出しまではできませんでした。でも、石積みが露わになり、そこに昔あった窯が姿を現し、里山の歴史的スポットが発掘されました。
塩瀬中学校の担当の先生も様子を見に来られました。午前の活動の場所と内容をご覧になり、生徒たちに混じって丸太切り体験もされました。「こんな体験はここでのトライやるでこそできる体験」と、里山保全の仕事に興味を持たれた様子で生徒たちに話されていました。
4人の中学生たちのエネルギーは衰え知らずでした。解散後、元気いっぱいの足取りで棚田の階段を下りていき、森沿いの道を口笛を吹きつつ、歩いて帰っていきました。今日は、創造の森に陽が降り注ぎ、頼もしくて愉快な明るい声がいっぱい響きました。

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