トライやる・ウィーク最終日 2026.5.22

雨上がりの午前中、森には爽やかな空気が広がり、エゴノキやウツギ、ドクダミなど5月の白い花々が咲いていました。

 

ロープワークを学びました。新聞紙を束ねる時に便利な結び方や、水難時に身体へロープを固定する方法、すぐにほどける結び方など、用途によってさまざまな結び方があります。会員も中学生たちも訳がわからなくなり、ロープも手も絡まりながら悪戦苦闘でした。

 

その後、中学生たちは一昨日伐った30cmほどの木を7〜8本使い、縄梯子作りに挑戦しました。ロープを木に結びつけていく作業は思った以上に難しく、間隔を揃えるのにも苦労していました。完成した縄梯子に実際に登ってみると、これまた大変。梯子が揺れるたびにバランスを取りながら慎重に登りました。森の中には笑い声が響き、自然の中での楽しい学びの時間となりました。

 

昼ご飯の後は、薪割り体験から。当会は本格的な大きな斧も持っていますが、今回は安全な薪割り器を使いました。ヒノキの丸太を挟んで、小槌で叩くとスコーンと割れるという優れもので、みんな初めての経験とのことでした。気持ちよく次々割っていきました。薪を保管する乾燥小屋の横で、朽ち木の中からイシノミやコメツキムシ幼虫、ゴミムシの仲間、オオゴキブリ、ムカデの幼虫など見つかり、水曜に習ったばかりの土壌生物の観察もできました。

 

最後は、まだ行ったことのない草地に行ってみることにしました。虫捕り網を抱えて、足取り軽く階段を駆け上がります。雲が晴れて青空が顔を出したかと思うと、水場の上にはたくさんのハラビロトンボが飛び交っていました。虫捕りなんか初めてだと言いながらも、上手に次々捕まえてみせてくれました。ツチイナゴ、小さなカマキリ、フキバッタの幼虫もいました。

 

楽しい時間もついにお終いです。「思ったより木を切るのはしんどかった」「ガンピの皮むき楽しかった」「モルックめっちゃ面白かった」等々、生徒たちは色んな感想を聞かせてくれて、最後は声を合わせて「ありがとうございました!」とお礼を言って帰っていきました。私たちにとっても充実した5日間でした。