定例活動 2025.9.13

定例活動(草刈り)2025.9.13

 

9月第1回目の定例活動は草刈りです。今月は15区(草地)で会員による毎年恒例の昆虫観察会を行ったり、東山台小学校3年生が昆虫の学習のために森を訪れるので、その際に支障のないようにと、作業を進めました。

9人のメンバーが参加し、3か所に分かれて活動しました。ドンジリ通りの草刈り、15区(草地)までの園路の草刈り、そしてその周辺の枯れマツや倒木の処理、とチームワーク良く効率的に作業を進め、午前中の活動でほぼ目的を達成できました。

 15区(草地)は創造の森が一部造成された時に、森の中にぽっかり出来上がった0.7haほどのエリアで、水はけが悪いためか水場があり、少し特異な場所になっています。今月初めに訪れた時には、高温と少雨のために干上がり、生き物の数も少なく感じましたが、その後の雨で水場が復活したせいか、マイコアカネ、ミヤマアカネ、ヒメアカネなどたくさんのトンボが飛び交い、ツバメシジミ、ナミアゲハ、アサマイチモンジ、ジャノメチョウなども目にすることができました。中でも、雑木林周辺の草地を好むジャノメチョウは全国的には開発や草地の放棄で数が減少しているとのこと。同じく急激に数が減少していると言われるミヤマアカネをこの場所で見つけると、その大切さをヒシヒシと感じます。草地の状態を保てるように管理を続けていきたいと思っています。