定例活動 2025.10.11

 

定例活動 2025.10.11

 

4名が手刈りのカマ部隊、2ペア4名が刈払機部隊となって、森の入口から川沿いに前回刈った場所からの園道、棚田と棚田周辺の草を刈りました。

 

刈払機部隊は、森での使用経験の浅い会員は刈払機の燃料の作り方と整備もていねいに実習しました。安全に楽しく活動でき、園道から棚田まで、とてもきれいになりました。

 

森で初めて刈払機を使った会員は「とにかく基本を大切に9~12時の方向の刃を使うこと、常に右足を半歩前にを心がけました。道具は事前の準備、後の手入れに時間がかかりますがその大切さを実感。刈りながら、一瞬で倒れて行く草たちに少し申し訳なく思いながら、その根っこがまた森の豊かな土を作ってくれることを不思議に思いました」

 刈払機そのものが3回目の会員は「今日は初めて斜面や背の高い草を刈りました。ベテランの先輩に使い方を見てもらってアドバイスを受けたあと、ベテランの刈り方を観察して、お手本を目に焼き付けました。作業面でも安全衛生面でも気づきが多く、来季まで忘れないようにしたいです」

 

カマ部隊は、機械を使いにくい棚田の階段周りのササなどをカマで刈りました。かがんで地面近くをよく見ると、普段は素通りしている何気ない草花に気づき愛おしさを感じます。丁寧に刈って歩き易い階段になりました。また、チャノキが黄色の雄蕊のある白い花を咲かせ、ドングリから芽生えたコナラも数株みつけました。

 

 

草を刈って明るくなったことで、豊かな樹種が育ち、豊かな生き物たちが訪れて、森を彩り続けていってほしいと思います。