ツキイチ観察会 2025.10.15

創造の森の一番奥にあるガンピの林では、種から育てた約500本のガンピが育っています。今後その生育の様子をモニタリングしていくために、今日の観察会で10m×10mの調査区を作りました。

 

ロープを使って『3m×4m×5mの直角三角形の法則』で直角を作り、その辺を伸ばすことで10m四方の正方形を作る―のですが、一筋縄ではいきません。地面の凹凸で誤差が出たり、ピンを打つ場所がブッシュの中だったりで、4名の会員が悪戦苦闘の末、2時間がかりでようやく完成しました。実際の調査は次回からスタートします。

 

 

ガンピの林の中はほとんどが落葉広葉樹。遅い秋の始まりで、コナラは薄く色付き始め、ガンピはまだまだ鮮やかな緑色。ですが、いずれも青空を背景にした爽やかな林の様相にうっとりしました。道中ではたくさんのカキの実り、ミヤマガマズミの真っ赤な実が目を引き、アベマキはたくさんのかわいいドングリを落としています。秋を楽しみながら、森を歩きました。