2025.11.2 日本建築家協会近畿支部主催イベント「もりあそび」開催

11月2日、日本建築家協会近畿支部の皆様の「もりあそび」イベントが創造の森のヒノキ林で開催されました。参加者は建築士8名、大学生1名、小学生7名、保護者1名、そして創造の森育成会のメンバー4名でした。

子供たちは3人、3人、1人の3班に分かれ、建築家の皆さんの手を借りながらそれぞれ「枝や葉っぱを使ってお弁当を食べる場所を作ろう」というテーマに沿って、森にある枝木、シダの葉っぱ、麻のロープと紐のみを使って居場所づくりをしました。

ヒノキの樹木にロープを張ってそこにシダで屋根や壁を作る班、三本の樹木の間に床を作り少し高床式にしたデッキ風居場所を作る班、広い場所にたくさんの枝木を立てて並べて壁を作り豪邸を作るひとりの女の子、そして筆者は試しにひとりで小さな空間の家を作ってみました。

 

子供たちの頭の中には思う通りの家を作る設計図でもあるようです。手間を惜しまず重いものを運び、手で土を掘り、さらに居心地を良くするために床面をならします。そのうちに、あちらこちらで音が鳴り始めました。それは作った床の木を打ち鳴らしたり、椅子として作った木をドラムのように叩いたりする音でした。そしてそれぞれの家はいつの間にか「らくがきの道」と名付けられた道で繋がれ、「始まりの場所」から各家を通り街のようになっていました。途中にはハンモックのような「森のブランコ」もありました。

それぞれが家の名前を決め、工夫したところやコンセプトを発表。「森のオアシス」や「ナシオン事件家」「SUMOハウス」など子供たちが思いを持って付けた名前の由来は面白いものでした。

 最後には全員で作った居場所を解体して枝木を元の場所に戻し、いつもの静かなヒノキ林となりました。山を下りる途中でヘビを見つけ大騒ぎしながら戻りましたが、約束事を守りみんなで協力しながら過ごした時間から学んだことはきっと心に残っていることと思います。