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今年度最後の“冬の創造の森探検”が冬晴れの2月4日に実施されました。
下見をした時ほとんど虫を見つけられず、とても不安でしたが、さすがに子供達です。
各クラスでシートを広げてその上で土や腐葉土をふるいにかけて、卵や幼虫を探しました。私達の心配などよそに、朽木の中でじっと冬眠している虫たちを次々と見つけてきます。ヤスデやキマワリそしてオオゴキブリは成虫も幼虫もたくさん見つかりました。
そして、育成会の会員も初めて見たのは、朽木の間で冬眠していたサシガメの集団でした。20~30匹位いたでしょうか?
どの虫も、動きは鈍く驚いた様子なので、観察した後は自然の中へ返してあげました。春になったらまた会いましょうね。
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おまつり広場に戻ってからは、中尾さんから「自ら動く事ができる生き物」「自ら動く事ができない生き物」について話を聞き、植物ではヤブツバキの花芽を縦に切ると、中には何重にもピンクの花びらが重なり合って春を待っている姿を見る事ができました。
また、イヌツゲの木には虫こぶ(イヌツゲメタマフシ)があり、切ってみると中にはイヌツゲタマバエの黄色い幼虫が動いていました。
自然界の生き物は、それぞれにいろんな工夫をして寒い冬を過ごしているんですね。
春5月に始まったこの自然学習も、それぞれの季節を肌と足でしっかり感じ取ってくれたのではないでしょうか。
3年生での自然学習は今回が最後なので、今回見つけた卵や幼虫が成虫となって創造の森で飛び回るのを見せてあげられないのがとても残念ですが、創造の森はみなさんのすぐ近くにあります。イベント等の機会があれば、是非森の虫達や木々に会いに来てほしいと思います。
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